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LIVING GREEN FES vol.2

2023年7月1日(土)~7月30日(日)の30日間、「LIVING GREEN FES」が開催されました。

「LIVING GREEN FES」とは、”「グリーン」と共にあるライフスタイル” をテーマに日本橋兜町、日本橋茅場町で昨年より開催している地域連動イベントです。

2回目の開催となる今年は、昨年の実績を踏まえつつ、さらに地域の商店会や企業と連動し、誰でも参加できる様々な魅力的な7つの体験型コンテンツを実施。

昨年に引き続き、シンクロではイベント全体の企画、開催に伴う制作物のデザイン~制作を担当しました。

 

■ 7つのグリーンフェスの開催

 

【FES.1 体験型植物イベント茅場町・兜町ボタニカルラウンジ KABOLO】

「都会で暮らす人に植物のある暮らしを提案する」をテーマに全国各地の個性的なボタニカル作家が集まる植物の祭典。日本橋兜町・茅場町界隈では、江戸時代中期に植木市が開催されていた歴史があり、その地歴・文化を継承していく一助として、現代版の植木市と称されるKABOLOも、今年で6回目の開催となりました。

今年は、2022年12月に兜町に新しくオープンした複合施設BANKにお店を構える『Flowers fête』さんが初めてKABOLOに参加し、更に会場を盛り上げました。特に、KABUTO ONE内に設置された巨大なフラワーオブジェは圧巻でした。

【FES.2 夏はココナッツ!ヒトと地球に優しいココナッツのすべて】

昨年に引き続き、ココナッツ専門店『ココウェル』と地域飲食店 『CAFÉ SALVADOR BUSINESS SALON』 によるコラボイベントを開催。

「捨てるところがない」と言われるほど使い方があるココナッツについて、ココウェルの代表取締役水田氏が、環境問題からココナッツの持つ栄養素まで幅広く、初心者でも分かりやすい内容の講義を行いました。

ココナッツについて十分に学んだあとは、CAFÉ SALVADOR考案のLIVING GREEN FES限定メニュー「グリーンカレー」の試食会を開催。グリーンカレー以外にも、ココナッツを使ったミニデザートや、ココナッツの花蜜を蒸留した「LAMBANOG(ランバノグ)」という珍しいお酒が参加者に振る舞いました。

見て、聞いて、触れて、食べて、全身でココナッツを体験できるイベントとなりました。

【FES.3 芝生でのんびりピクニックデー】

緑溢れる坂本町公園で行われた、1日中楽しめるワンデーイベントを茅場町商店会主催で開催。

人気ヨガ講師による親子で体験できるヨガレッスンや、キッズスポーツコーナー、キッチンカーなどがそれぞれ時間帯別で登場。夜には昨年大好評だった「ナイトシネマ」を実施しました。

当日は生憎のお天気となってしまい、急遽室内で行ったヨガレッスンですが、室内でも沢山の方が参加してくださり、初心者の方でも無理なく楽しくレッスンを受けている様子でした。少しずつ天気が回復し、午後のキッズスポーツ体験の時間には、公園で遊ぶ子供たちや、キッチンカーで食事を楽しむ近隣住民の方々の姿が多く見られ、公園内が活気づいていました。

【FES.4 かぶかや盆ダンス】

茅場町商店街主催で、坂本町公園で行われた今年が初開催となる新たな兜町・茅場町の夏の風物詩イベント。

「家族や知人、職場の仲間たちと夏を楽しめるイベント」をテーマに、地域の方々による盆踊りステージや太鼓演奏、ゲストDJによる新旧時代MIXの盆ダンスミュージックで会場を盛り上げました。

当日は会社帰りのサラリーマンや近隣の子どもたちが想像を超えるほど公園に集まり大賑わいに!音楽に合わせて踊る子供たちや、ござを引いてゆっくり音楽と食事を楽しむ方で溢れていました。キッチンカーは購入に最大1時間待ちの列ができるほど、イベント開始から終了まで大盛況のイベントとなりました。

【FES.5 「KABUKAYAはちみつ」収穫&試食体験】

葉山で養蜂活動を行う「メローサーフ養蜂園」が、日本橋茅場町唯一の屋上菜園「エディブルカヤバエン」の協力のもと、養蜂を始め、今年初めてはちみつの養蜂に成功。

そんな希少な「KABUKAYAはちみつ」を収穫~試食し、更には購入できる体験型イベントをLIVING GREEN FES特別版で実施。

イベント当日は親子での参加者が多く、子供たちは普段は近くで見ることができないミツバチの生態に興味津々の様子でした。

一方大人たちは、その場で採れた希少な生はちみつと巣蜜の試食に大興奮で、用意していた販売用のはちみつもすべて完売するほど大盛況となりました。

【FES.6 プレナス米文化継承活動~都会の真ん中でお米の映画と壁画と田んぼに触れよう~】

茅場町にオフィスを構える有名お弁当・定食チェーンの「やよい軒」、「ほっともっと」の株式会社プレナスが2014年より独自で展開している「米文化継承活動」。お米のエキスパートたちによる日本の米文化や自然環境について学べる見学会をLIVING GREEN FES特別バージョンで開催しました。

プレナスオフィス内に展示されている細川護熙氏が描く巨大壁画「棚田の四季」や、地域の小学校と一緒に栽培している屋上の「あおぞら田んぼ」の見学など、普段は見ることのできない文化遺産を特別に公開。

参加者の細かな質問まで丁寧に答え、参加者ひとりずつの疑問にまでしっかり解決する内容の濃いイベントとなりました。

【FES.7 地域飲食店×エスビー食品株式会社】

茅場町にオフィスを構えるエスビー食品が初めての参加。

今年はLIVING GREEN FES開催期間中の30日間、地域の飲食店13店舗とコラボして、エスビー食品のハーブを使った限定のオリジナルメニューを販売しました。それぞれのお店が個性溢れるメニューを考案し、様々な種類のハーブを使用した多種多様なオリジナルメニューが勢揃い。

また、各飲食店の店頭用にメニューの訴求POPを設置。イベント期間中、街の至るところでLIVING GREEN FESを感じることが出来ました。

1ヶ月間、イベントにご協力いただきました地域の皆さま、ご来場いただきました皆さん本当にありがとうございました。

▼イベントリーフレット